私がピアノの先生!?その2
27歳くらいになってようやく定時で帰れる職種に変わり、
時間にゆとりが出てきました。
そんな時、エレキベースをやっている職場の上司から、
ピアノやってるのならスタジオでちょっと楽器で音合わせてみない?
と声をかけられ、あれよあれよという間に一緒に音楽スタジオに入ることに・・・
その時に初めて「楽譜以外のコード譜で他の人と演奏する」ということを経験します。
それが何とめっちゃ楽しい!
楽譜は読みつつ、でたらめにアレンジをして
家でひっそりピアノを楽しんでいた私ですが、
コード(アルファベットの「A」や「Gm」で音の種類を表したものです^^)というものに出会い、
おっかなびっくりそうだったのか!と目からウロコなことをたくさん教えて頂きました。
「楽譜がなくても、いろんな人と音楽を楽しむことができる!」
この出会いは今の私になる最初の転換期だったと思います。
それからその上司とは年は離れているものの上司だけれども
バンド仲間という不思議な友人関係を築くことになります笑
音楽活動をしていくと、スタジオで演奏するだけでは満足できず
どんどん外に出たくなりました。
今まで働き詰めでピアノと遠ざかっていた分、弾けるのが嬉しくて、
人前で演奏できるのも楽しくてどんどんのめり込むように・・・
自分がやりたいと思っていたピアノはこうゆうピアノだったんだ
高校生の頃に抱いていた違和感はこれだったんだなあと
10年越しに自分のやりたいピアノが見つかるという大きな発見がありました。
自分の言葉で曲を作ったり、歌ったり、みんなで演奏したり。
音楽カフェ、ライブハウスなど演奏させてくれるところ、
ちょっと伴奏弾いてくれないかな?と言われればどこにでもいきます!みたいな感じで、
音楽を通してたくさんの人と知り合えたことも嬉しい誤算でした。
年齢や職種、地位も関係なく、最初は名前しか知らない人たちと
いつの間にか仲良くなって今も関係が続いてる。
やっぱり音楽の力ってすごいんだな〜、としみじみ実感しつつ、
仕事を辞めることもなく20代後半はピアノを存分に楽しんでいた私なのでした。
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