ピアノ教室を嫌になって何度も代わってる子の話

少し気になるブログ記事があったので

勝手に思ったことを書いてみます。

4〜5歳のお嬢さんが2年の間に5回ほど

ピアノ教室を代わってることで心配されてるご様子。

そりゃそうですよね。

心配になりますよね。

私も自分の息子がピアノの先生に悪態ついて、

喚いたりしたら

「あぁ〜もぉ・・・先生ごめん〜(T^T;)」ってなると思います。

しかし!

私はピアノの先生。

これは親御さんのせいだけでは決してありません!!

この内容の記事を書かれていたブロガーさんは

自分の躾の問題だとおっしゃっておられましたが

この問題に関しては違うような気がします。

私が読んでおもったのは

「先生とそのお子さん」との信頼関係の問題。

たしかにお子さんの中には

自分のこだわりが強かったり、

気分にムラがある子は、

そらもう山のようにいます。笑

感情が爆発して暴れて手がつけられないとかでなければ

育て方や躾どうこうではないと感じます。

(本人嫌がってるのに)お母さんが習わせたくて

いやいや習いに来る子もいるわけです。

でも子供だって同じ人間。

小さくても自分の気持ちはしっかり持ってます。

どんなにえらいピアノの先生でも

警戒心を持たれたら

小さな子供達の心は開きません。

子供の世界は感情むき出しです。

「この先生といて安心か、楽しいか」 

「この先生は自分のことを否定しないか」←これかなり重要!笑

自分の世界に先生を迎えいれていいか、

子供なりに小さな頭で五感をフル活動させて

たくさんたくさん考えています。

短期間で先生が何度も代わっていればなおのこと。

ピアノの先生への警戒心が強まってる可能性があります。

特に習い始めの最初は、先生と生徒(特に小さな子供達)の信頼関係作りがとても大切です。

レッスン中、ただ遊んでるだけのようにみえる

カード遊びやおしゃべり、

ピアノを叩いて触って遊ぶことも

とっても大切なんです。

どれだけ教本が進んでいるかよりも

大切なのは、お子さんが、音楽をピアノを楽しめるようになること。

習って最初の1年目はこの「信頼関係作り」を最優先にしてもいいくらいだと思います。



子供たちは、自分を否定する人や自分の世界に受け入れてない人からは何にも受け取ってくれません。

ダメ出しがあっても信頼関係があれば乗り越えて行く子が多いです。

「ピアノの先生」という位置付けだけれど「この先生楽しい!面白い!」と思ってもらえたら第一段階クリアです。

レッスンはここからがスタートなのです(^^;)←ここは個人差があります

子供のやる気は「ほめ言葉」で作られてるといっても過言ではありません。

アメとムチの加減も難しいのですが、それも「信頼関係」あってこそ。

自分への戒めとしても肝に銘じなければ!と思わせていただいたブログでした(^^)


大人の為のピアノ教室

Kayo Piano Labo 京都市西京区 上桂駅 徒歩7分 京都大人女子ピアノサークル主催

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