大人になってからのピアノの練習2

前回の続き。


大人になってからのピアノ練習についてです。


前回も書いたのですが、私の子供の頃の練習は


ハノン


チェルニー



これを指が回るようになるまでとにかくやる


という、今にして思えば体育会系なとっても効率の悪いやり方をしていました。笑


前回書いたように


2.(練習しているとき)今、何を意識して弾いているか


このことを意識してるかしていないかで上達の進度は大きく変わってきます。


苦手なフレーズがあった時


テンポの速い曲を弾く時

なんだか上手く弾けない時


ただがむしゃらに弾き続けても全く逆効果


上手くいかないかを、じっくり弾いてる時の自分を観察することが大切です。


(練習しているとき)今、何を意識して弾いているか前段階の作業として


このフレーズのどこの部分が弾きにくいのか


速い曲を弾いてて、どの部分で詰まるのか


弾いてる自分を俯瞰的に観察して、


できない、


弾きにくい原因を突き詰めて考えていくことがとても重要です。

楽譜の音符を鳴らすことだけにの100%全意識を集中していたり


指よりも体が硬くなっていたり


指使いの効率が悪かったり


鍵盤と体が近くて弾きにくいポジションに座っていたりと


俯瞰的に自分を観察することで、「弾きにくい動きをしている自分」が見えてきます。


見えてくると、じゃあどうすれば弾きやすくなるのかということを意識できるようになります。

体全体を緩めることを意識する


指使いを変えてみる


椅子をほんの少し後ろにずらして、鍵盤と体の距離を開ける


など、結構指の動きよりも


物理的な体のポジションや動かし方を一つ変えるだけで


驚くほど弾きやすくなります。



弾いてる自分を俯瞰的に観察して、でき
ない、弾きにくい原因を突き詰めて考えていくこと


(練習しているとき)今、何を意識して(感じて)弾いているか

この二つを徹底することで短時間の練習でも、密度の濃い練習ができるので上達進度が飛躍的に上がります。

今さらですが、高校生の時の私にこれを教えてあげたい・・・ほんとに(^^;)


最初から弾くことと、


弾いてる自分を俯瞰的に観察するのは難しいですが、


1フレーズでも良いのでゆっくりチャレンジしてみてください。


あ、でもなんとなくただ何も考えずに


ただ楽しんで弾くことも癒しになるので(私はこれが多すぎるんですが笑)


メリハリつけつつやってみてくださいね♬



大人の為のピアノ教室

Kayo Piano Labo 京都市西京区 上桂駅 徒歩7分 京都大人女子ピアノサークル主催

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